限りなきこの世界


C85出版 116P

↓Sample↓


フェーズ1「騎士殺し」


エンヤ : さあ、出揃いました。

GM : さあ、準備はいいかい?
GM : じゃあ、はじめるよー。
一同 : はーい。
エンヤ : 前回のあらすじー。
GM : はいはい。まあ・・・。7巻読めってことで。大丈夫だよね?
シン : えっ?
テツロウ : えっ?聞きたいな。
GM : 分かったよ。じゃあ、依頼人、紫電から・・・って、名乗ってねぇや。ある依頼人から、スチールナイトの武器庫を制圧してくれとの依頼を受け、それを制圧し、戦力を削ぐことに成功した4人。
GM : 平穏を求め、牽制と小競り合いを繰り返し、戦力差を埋めようと日々行動していました。
そんなある日、転機が訪れます。
GM : で、前回は7月末に終了しました。そして今回は一気に10月まで飛びます。
シン : 10月か・・・。
ミキ : えっと・・・。
GM : 状況としては、紫電から仕事の依頼がしたいということで、酒場に集められているところです。
エンヤ : 紫電って誰だっけ?
ミキ : 私も知らない。
GM : 前回の依頼人です。名乗ってはいないけど、調べたら紫電という名前だと分かった。スチールナイトと敵対している模様です。
ミキ : 独り身の女。
シン : 誰だよ。玉麗のこと?
一同ハテナマーク
ミキ : あれは銀ギツネだったわ。
テツロウ : 独り身なの?
一同乾いた笑い
GM : はいはい。では、今回は本編に入る前に、これまでの期間でいくつか依頼を受けていたって事でカルマを4点渡します。
GM : 生活費はその依頼の報酬で賄ったということで、金はそのままで。
GM : で、2ヶ月の成長期間があるので、制限を外します。カルマの続く限り、一気に成長させてよい。具体的には、敏捷力を一気に2上げるとか。
エンヤ : カルマ4点足すの?6点じゃなくて?
GM : (微笑み)
GM : さて、カルマは使い切るようにしてね。
ミキ : 累積カルマって何か影響あるの?
GM : あるよ。名声。
エンヤ : 「あ、あれはまさか・・・」「知っているのか、雷○!?」
GM : でも、今回のキャンペーンでは、そのルール適用は、目標値の修正で調整しているから、プレイヤー側は意識しないでいいよ。
シン : どうするかな・・・。
テツロウ : (シンのキャラクターシートを覗き込んで)カルマ25点もあるの?
シン : うん。使い切ると言っても何に使うか・・・。
GM : 別に使わなくてもいいよ?もう使う機会が無いってだけだから。(邪笑)
シン : ハハッ。
ミキ : 技能を6に上げるには・・・。
GM : 上げた後の技能値 * 2点必要だね。(289ページ参照)
ミキ : 1点足りないわ。
GM : 能力値は上げた後の能力値 * 3だね。
ミキ : この前技能上げようとして、グリッチしてカルマ消えたじゃない?(何か悟ったような笑い)
シン : なむー。
ミキ : わかったわ、エッジを3に上げます。あと2点を何に使うのかというと。
GM : 新しい技能を身に付けるとか。
テツロウ : 今更!?
ミキ : って、テストは?
GM : いや、もういいよ、能力値については。技能はテストしてね。
エンヤ : どうしよう、意志力上げられる。
シン : よし、強靭力を上げられるだけ上げよう。
GM : (シンのキャラクターシートを覗き込んで)そうすると・・・、(計算中)3に上げて9点、4に上げて12点だから、4まで上げられるか。
ミキ : 強靭力を上げる!?
シン : よし、強靭力を4に上げるぞ。
GM : (強靭力って高いと基本的には体格が良くなるんだよなぁ)
ミキ : お金はそのままなのよね?
GM : そのままでいいよ。2ヶ月分の生活費を払いたくはないでしょう?(邪笑)
ミキ : ・・・それは勘弁してもらいたいわね。



フェーズ3「閃光の一撃」


ミキ : じゃあ、群馬と立川の警報器を鳴らして、逆に東京の警報器は鳴らないように細工する。
GM : 侵入してもらおうか。ハッキング+ソフト
ミキ : ハッキンググループ : 4+侵入ソフト : 4+VR : 2で10個。
GM : で、今日やるから即興かな?
ミキ : 即興ね。どのくらい時間かかるの?
GM : VRで即興だから、1複雑動作。
ミキ : じゃあ、順番はいいわね。群馬、立川、東京の順で。
ミキ : (コロコロ)2ヒット。
GM : 群馬か。(形だけコロコロ)はい、問題なく侵入出来ました。
ミキ : では、警報が鳴るようにします。
GM : それだと命令かな。
ミキ : 命令だと電子工学グループだから1個減るのよね。(コロコロ)4ヒット。
GM : (形だけコロコロ)はい、問題なく鳴りました。
ミキ : これで、あのどちらかのチームはもう移動しているのよね?
GM : まあ、そうだろうね。
ミキ : 連絡は入れておいた方がいいのかな?連絡を入れておきます。
GM : 「警報鳴らしておいたから」
一同笑
エンヤ : タチ悪ぃな。
ミキ : 次、立川。(コロコロ)2ヒット。
GM : (形だけコロコロ)問題なく侵入できたね。
ミキ : 続いて命令、1個減らして(コロコロ)4ヒット。
GM : うん、問題ないね。こっちも鳴った。
ミキ : 問題は東京なのよね。ところでほかのチームってどこにいるの?
テツロウ : とりあえずミサイルランチャーを磨きながらニヤニヤしてるよ。
GM : じゃあ、時間を選択してください。13時と19時。
ミキ : それで場所が変わるの?今どこにいるかってわからない?
テツロウ : 電話すればいいんじゃない?
GM : 東京都内。
ミキ : 13時でもう近くまで移動してるの?
GM : 19時で、突入の間際にするか、13時で、まだ昼間の行動するかの違い。
ミキ : もし鳴ってしまったらまずいので、直前に鳴らすことにします。
ミキ : 立川はともかく、群馬は行ったら戻ってこれないでしょう。
ミキ : 何かイベント起きる?
GM(紫電) : では、「本日19時に攻撃を仕掛けます。その1時間前に陽動を掛けます。そのため、18時までに指定の場所に集合してください」と連絡が入ってます。
ミキ : はい。
シン : マスター、弁当。
テツロウ : マスター、焼き鳥弁当。
GM : では、行動を宣言してください。
シン : マスターの作った弁当を食べながら移動するか。
テツロウ : 食べながら移動するの?
GM : 何もしないなら18時まで時間進めるよ?(もうひとつのビルはスルー?)
エンヤ : いいんじゃねぇ、進めても。
シン : 玉麗から連絡来てない?
GM : 来てないね。
シン : じゃあ、もう一度連絡する。
ミキ : 私どうしよう。400メートル先のビルに行ったとして、1発狙撃して、戦場が1階下に移動したとしたら何もできないよね?
エンヤ : うん。下の階に移動したら自分も移動しないと。
ミキ : そうよね、武器どうしよう。両方持っていけるのかしら。
エンヤ : いい考えがあるぞ、窓清掃用のゴンドラを手配するんだ。
テツロウ : ゴンドラ使うんじゃ降りていくだけじゃない!?
一同笑
エンヤ : さあ、こっちはやることないぞ。
シン : 玉麗に連絡をとる。
GM : はい、1D。(作戦前だしなぁ)
シン : (コロコロ)4。
GM : はい、繋がらない。
シン : メール送っておこう。内容は「折り返し連絡来ないんだけど AAAのシン」
テツロウ : 本当に迷惑メールみたいだ。



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