反撃の狼煙


C84出版 104P

↓Sample↓


フェーズ1「まだ見ぬ平穏」


エンヤ : 必要なダイスって15個だったっけ?
GM : 必要になったら追加すればいいじゃないか。
ミキ : いざとなったらGMのダイスを使えばいいじゃない。
GM : うん。・・・うん。

微妙な間

GM : じゃあ、始めるよ。
プレイヤー一同はい。

前回までのあらすじ
様々な仕事をこなしているうちに、スチールナイトと因縁がつき、とうとう賞金首となってしまった4人。
偶然?手に入れたオリハルコンにより、時間を稼ぐことができたが、根本的な解決には至らなかった。
果たしてどこへと向かうのか?

状況説明
前回の行動の結果、4週間強の間、ほとんど何もなく過ごすことができた。
だが、この2、3日の間に再び襲撃を受けるようになり、段々と激しくなってきた。
シン : おお〜〜。
GM : 前回の話は6月27日に完了して、今回の話は7月26日から開始します。
シン : 7月26日と・・・。(メモをとる)
GM : では、オープニングです。特に希望は無いけど、誰から行く?
ミキ : この状況で何をするかと言うと・・・。
GM : 希望がないならこちらで用意したのに行くよ。

プレイヤー一同特にないかなぁ(わねぇ)。
テツロウ : 回避をテスト中だったような気がする。
GM : それは後でやるから・・・。じゃあこちらで用意したのに行こう。
GM : じゃあ、時系列順に・・・。ミキから行こう。状況は、イグニールの隠れ家で、頭を撫でられてるところからです。
GM : 2人の世界を作っているところで壊れたドアをノックする音が聞こえるよ。『コンコン』
GM(銀ギツネ) : 「あら?お邪魔だったかしら?」
ミキ : 「ええ」頭を撫でられながら冷静に。
一同笑
GM : まぁ、見たことあるね、銀ギツネです。で、イグニール。
GM(イグニール) : 「まあな、だが良いタイミングでもある。よく来てくれた。これで次の行動に移れる」
GM(銀ギツネ) : 「随分とやられた様だけど、まだやるの?」
GM(イグニール) : 「確かにやられはしたがな、奴らも混乱している。今がチャンスだ」
GM(銀ギツネ) : 「あらあら、困った人ね。実際のところ、戦力はどれくらい残っているのかしら?」
GM(イグニール) : 「結構やられたからな、実際のところは・・・」

コツコツコツ

GM : そこでタインが登場します。
GM(タイン) : 「死亡5名、重傷8名、軽傷が15名ですから、半分以下ですな」
GM(イグニール) : 「そうか、死んだ奴らには何かしてやりたいところだが・・・」
GM(タイン) : 「今は態勢を立て直すのが先決でしょう」

うなずくイグニール
GM(イグニール) : 「さて、そうすると・・・」

ドガドガドガ・・・。

GM : もう一人登場します。ミキは見たことがあるね、イグニールの部下のニクスです。
エンヤ : 一緒に会議に出たときに嫌な顔された方。
GM : まぁ、そこにいなかったよ。で、そのままイグニールの胸ぐらを掴む。
GM(ニクス) : 「部下を死なせる時は有効に使えと言っているだろう!!犬死にさせやがって!!」
ミキ : 犬死に?あれだけの攻防で犬死に?
GM : さぁ・・・。
テツロウ : 彼にとっては犬死にっていうカテゴリになるんだきっと。
一同笑
GM(イグニール) : 「そうだな。・・・ニクス、お前が無事で良かった」
ミキ : まぁ。心広いのね。
テツロウ : 胸ぐら捕まれてるんだよね?
GM : そうだよ?で、ニクスは思わぬ事を言われたような表情をしてから、『チッ』と舌打ちをして、手を放します。



フェーズ4「目には見えないナニカ」


3日目開始
GM : (コロコロ)ミキから。
ミキ : イグニールに連絡します。スチールナイトが戦闘時にどこから武器を持ち出しているか、どこから行動に出ているかを聞きたい。
GM : じゃあ、10個でいいや。
テツロウ : しかしまた酒場に荒事が持ち込まれたなぁ。
GM : 大丈夫、ジョニーは慣れてるから。「やれやれ、またか・・・」といった感じで。
ミキ : (コロコロ)5ヒット。
GM : はい。(ホワイトボードに追加)今まで出た情報いらないよね?
ミキ : ええ。
GM : 7月の26、7、8。3日目だからこの情報が出るな。内部で出来ていた派閥が完全に分裂した。
テツロウ : 分裂!?
GM : 3つの勢力に分かれていたが、つい先日、1つの勢力が潰れた。
ミキ : 他に吸収されたの?
GM : 潰れたというだけで、詳細は不明。残った2つのうちの勢力の一つのリーダーが現リーダーの『グレイブ』、もう一つのリーダーが『紫電』というらしい。
シン : 蛇神がやられた?
GM : で、スチールナイトの情報として更に、陸上、海上、航空の輸送路を確保しようとしているようだ。
ミキ : どういうこと?
GM : スチールナイトが組織として、陸上、海上、航空の輸送路を確保しようとしている。
ミキ : 自分の組織で使えるように組み入れようとしている?
GM : そう。
ミキ : 陸、海、空?
GM : 陸、海、空。
テツロウ : スチールナイトってそんなに大きな組織なの?
GM : 以上。
ミキ : で、最初に求めた情報は?
GM : 増えない。
ミキ : 無いのね・・・。
ミキ : 羽田空港はこの時代も健在?
GM : 健在だね。
GM : はい、では次テツロウ。
テツロウ : どうしよう・・・。モブオは一命を取り留めたんですよね?
GM : 取り留めたね。
エンヤ : じゃあ、働け?
一同爆笑
テツロウ : まあ、そこまで鬼じゃない。
ミキ : 1日後に!?
テツロウ : モブオは意識を取り戻しているの?それとも生きてるだけ?
GM : 生きてるだけ。
テツロウ : モブオの身につけていたものとかで何か情報が得られないかな?
GM : 残念ながらそういうのはない。
テツロウ : クーパーについて調べたいんですけど。
GM : いいよ。
ミキ : うーん。抑えようとしているってことは、無いってことなの?
エンヤ : さあ。
テツロウ : では、ジョンソンに連絡をとって、クーパーについて調査を依頼します。
GM : じゃあ、8個振って。
テツロウ : (コロコロ)1ヒット。
GM : (ホワイトボードに追加)1ヒットだから・・・。爆破狂です。有限会社発破の元従業員。約2年前に発破を自主退職。
GM : 東京都内でよく見かけるらしい。
GM : で、まだ何かあるようだけど、それ以上は見つけられなかった。

キー情報の一つなのであえてこう言ってます。

テツロウ : 都内のどこかは分からないの?
GM : どこかというまでは分からなかった。
GM : 次、エンヤ。
エンヤ : これで普通にやるために必要なのってどこがあるかな・・・。(ホワイトボードを見る)やっぱりその辺しかないんだよな。
エンヤ : 今回エッジ使う。フィクサーに連絡。調べる情報は依頼人について。あとついでに蛇神のことも調べたいな。
GM : それは別の日にして。特定の人間だから・・・、8個。
エンヤ : じゃあ、エッジを1点消費して、+3するので11個。6が出たらもう一回。(コロコロ)・・・これだけ振って1つも出ないとか・・・、1ヒット。
ミキ : きついわね。
GM : (ホワイトボードの依頼人を『紫電』に書き換える)1ヒットだね。スチールナイトを敵視している。年齢不明、20歳前後と見られている。両親はすでに死亡。得意武器はショットガン。
ミキ : 得意武器が出てきた。
テツロウ : 意外に戦えるぞ。
GM : 何らかの目的があって、フリーのランナーとしても行動しているようだ。
GM : で、まだ何かあるようだけど、それ以上は見つけられなかった。

これもキー情報です。

GM(フィクサー) : 「ってところだな」
エンヤ : 「おう、ありがとうよ」
GM : というわけで以上。
エンヤ : 名前が『紫電』か。
GM : 調べた結果、名前が分かりました。
テツロウ : ジョンソンって言って無かった?
シン : ジョンソンの名前が紫電でしょ?
ミキ : ・・・。あっ。
テツロウ : あっ。(察し)


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