いつも隣にある(リアル)


C82出版 156P


↓Sample↓


フェーズ1「訪れた身元不明死体」

GM : では、シーンは酒場です。
シン : シンは酒場?
GM : シンじゃねぇ、シーンだ。さて、酒場には誰がいる?というか、現在位置は?何も無いなら酒場に集めてしまうよ。
エンヤ : 酒場で酒を飲んでいるよ。
テツロウ : 酒場で焼き鳥を食ってるよ。
ミキ : 前回の事もあるからイグニールの所にいます。
シン : シンは珍しく酒場にいます。「何か仕事無いかな〜って」
ミキ : 酒場に仕事を探しに来るって、ハローワークと化しているし。
GM(ジョニー) : じゃあ仕事の話が出たんで言おうか。「仕事か?今のところひとつしか無いな」
シン : 「おお、どんな仕事だ?」
GM(ジョニー) : 「ドラゴンの鱗集めだ」
一同笑
ミキ : まだあったの!?
エンヤ : 誰も受けないんだろう。
GM(ジョニー) : 「この前命知らずの奴らが受けたらしいんだが、何も考えずにドラゴンを狩ろうとして・・・。喰われた、焼かれた、壊れた、生死不明・・・。だそうだ」
テツロウ : 喰われたって・・・。
GM(ジョニー) : 「で、やってみるか?もちろん命の保証などないがな」
シン : 「よし、分かった。代わりに集めて来てくれ」
GM(ジョニー) : 「じゃあ、この店を任せていいか?」
シン : 「よし、任された」
テツロウ : (笑)
ミキ : 雇われ店長の誕生である。
GM(ジョニー) : 「まあ、冗談はさておき、受けてみるか?」
シン : 「いや、やめておこう。今の俺には荷が重い」
GM(ジョニー) : 「まあ、それが賢明だろう。今はそれ以外に無いな」
シン : とりあえず、連絡だけしてみようかな。「ドラゴンの鱗集めの仕事が有るけどどうする」って。
ミキ : それはスパムとして扱われるわよ?
エンヤ : もしかしてスレ立てでもするのか?
一同笑
シン : まあ、そんな感じで、酒場でうだうだしている。パフェでも食べながら。
GM : パフェって・・・。じゃあ作ろうか。ジョニーの手作りで。
GM : そんな風に過ごして居ると、ジョニーに通信が入った様です。で、通信が終わると。3人居るんだよね?3人に話し掛けて来ます。
シン : 一人だけ別の場所に居るな。
GM(ジョニー) : 3人を見たうえで、「何だ、ミキは居ないのか」メールを送ろうかとも思ったけど、直接じゃない方がいいな。
GM(ジョニー) : 「今仕事の紹介が入った。話を聞く気はあるか?あるなら別室に移動してくれ。出来れば人数が居た方がいいんで、ミキにも連絡してもらえるか?」
シン : じゃあ・・・。よろしく。
エンヤ : 投げっ放しかよ。「仕事の紹介って事だが、名指しか?」
GM(ジョニー) : 「いや、腕の立つ奴を希望だ。名指しと言うが、まだ無名だろ?」
エンヤ : 「まあ、な」
GM(ジョニー) : 「名指しで仕事が欲しければ、まずは仕事をこなして名をあげるところからだろう?」
エンヤ : 「じゃあ、名をあげる為に、酒の鑑定の仕事が来るようによろしく頼む」
GM(ジョニー) : 「まあ、冗談でも無くちらほらとは来ているがな」
エンヤ : 「腕の立つ奴を希望というのなら、ミキも呼ぶか。誰か頼む」
一同笑
テツロウ : 「もう私しか居ないじゃない」
エンヤ : いや、シムセンス酔いがあるから使いたくないんだ。
ミキ : もっともらしい理由を持ってきたわね。
エンヤ : まあいい、掛けてやるか。「おい、仕事の話が来ているんだが、どうする?」



フェーズ2「生きていた死体」


GM : 部屋の中に入ってみると何かデカい生き物が居るね。どんな生き物かと言うと、(ルールブックを見ながら)身長は3メートルくらい有るんじゃなかろうかというガッチリとした生き物。そして手が長くて、二本足で立っている。
シン : 二本足で立っている?
ミキ : ウェンディゴ?
テツロウ : バーゲストは犬っぽいやつか、グール?
ミキ : まさかこれが研究員?
一同笑
シン : 「誰だお前は!?」
GM : 話しかけたね?そうすると。カタコトの様な喋り方で話し始めます。
GM(サスカッチ) : 「ツレテ コラレタ モリニ カエ リ タイ」
シン : 「お前は誰だ!?」
GM(サスカッチ) : 「ワタシ ナニ? ナマエ ナイ」
シン : 「森は何処だ?」
GM(サスカッチ) : 「ワカラナイ ツレテコラレタ」
シン : もう少し近付いてみる。
GM : そうしても、何もしないね。
シン : 二本足で立っていて、手足が以上に長くて、全身が体毛に覆われていたりする?
GM : 覆われているね。
エンヤ : サスカッチだな。
GM : (そう、サスカッチだよ?)
ミキ : とりあえず知っているか判定してみましょう。
GM : (生物の知識とかクリッターの知識だな。(ミキのキャラクターシートを確認))ミキは使えるものが無いな。論理力もしくは直感力のー1で。
ミキ : 論理力もしくは直感力−1、2個ね。(コロコロ)フ、知らないわ。
エンヤ : こっちなら使えそうなの持っているんだがな。
GM : クリティカルグリッチ・・・。
テツロウ : うう、頭が・・・って。
GM : ミキはこいつがウェンディゴだと思い出した。
シン : じゃあ、とりあえずいいや。「ここで待っていろ」
GM(サスカッチ) : 「カエリタイ モリヘ カエリタイ」
シン : 「森へ帰りたいのは分かった。俺達はこの辺りにいる恐ろしい奴らを殺してくる」
GM(サスカッチ) : 「ワタシ コロサレル?」
エンヤ : 殺すって意味は分かるんだ。
シン : 「お前 殺されない 森に 帰る」
GM : 何だよ!?
一同笑
ミキ : 馬鹿馬鹿しいので部屋の外に出ます。「何やってるのよ・・・」
エンヤ : 「さあ、次行こうぜ、次」
ミキ : 何かが通じあったようね。


テツロウ : 社会不適合は自然に適合するんだ。
一同笑
シン : 「待っていろ、俺が外に連れて行ってやる」



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