すれ違う思惑 絡み合う思惑


C81出版 ¥800 128P



↓Sample↓


フェーズ1「後ろ暗い守護者たち」

GM : じゃあ、始めるけど、準備はいいかい?
エンヤ : さあ、始めたまえ。
GM : だからそういうキャラじゃないだろって何回言わせる気だ。
一同笑
GM : 今回はテツロウに頑張って貰うつもりだから。
テツロウ : ええっ!!何で〜!?
シン : ワ〜(拍手)

一同準備中。しばらくお待ちください。

シン : ああっ!!間違えた。

シンのプレイヤーがシャドウランと間違えてソード・ワールドのルールブックを持ってきてしまいました。

エンヤ : 節子、それはシャドウランやない、ソード・ワールドや。
シン : 急いで準備したから間違えた。
GM : 勘弁してくれ・・・。まあ、何とかしてくれ。
GM : で、(ミキのプレイヤーに)ダイスは?筆記用具は?
ミキ : あるだろ、棚の上に。
GM : すぐ使えるようにしておくのが準備だと何度言わせるんだよ!!

GM : あとは、進め方にもよるけど、メモというか、図を描かないと分かりにくくなるから気をつけてね。

ええ、最初はこんな事を言っていましたよ?

シン : ああ、じゃあメモ用紙頂戴。
GM : はい、とりあえず3枚。
シン : 絵の方は任せた。
GM : では前回までのあらすじ・・・。

前回までのあらすじ
倉庫内にたむろしているチンピラ共を片付けたところ、関東圏内を根城にしている不良集団【スチールナイト】の一味と分かり、因縁が出来た。
荷物運びの依頼を受けたところ、襲撃を受けて荷物を奪われたが、奪い返して、何とか依頼を達成した。
そして、数日が過ぎた。

GM : といったところから始めていくよ。
ミキ : マスターの店が!!
GM : 炎上?
テツロウ : なんでそんなことになっているの!?
ミキ : 恨みを抱いたランナーの犯行です。

GM : では、成長判定は後でやるので今はやりません。
PC一同 : はーい。
GM : まずは回復から、身体、精神ダメージ、エッジポイント全て全快して。
テツロウ : エッジポイントも全快で良いの?
GM : うぃ。全部全快させて。
ミキ : エッジポイントってどこに書けば良いの?
GM : エッジの下にポイントの欄があるだろ?
ミキ : 何でー(ハイフン)が入っているの?おかげで見逃したわ。
GM : 知るか!ちゃんと自分を回復させとくように。



フェーズ3「守るのはその身のみならず」

GM : さて、次の日になりました。
ミキ : 後、十日。どうしよう、武器を置いておきたいのだけれど、取りに行ける状態じゃないのよね。
GM : さて、何もしない?
GM : では翌日もいつもの様に学校へ・・・。違うなぁ、霧葉は多少怯えた様に学校へ向かいます。
エンヤ : 誰のせいだろうね?
ミキ : まあ、いきなり逃げ出さなければいい事じゃない。
GM : まあ、襲撃された上にいきなり閃光だからねぇ。
GM : はい、では今日も今日とて授業が続きます。
ミキ : ところで満里奈は授業中どうしてるの?
GM : 大学生を装って授業を受けているよ。
GM : さてエンヤ、エンヤが周辺を探索しているとだね、何か不審な行動をしている男がいる。
エンヤ : それって俺じゃねぇ?
一同笑
エンヤ : 学校の周りをうろうろしている、普段見かけない。ほら、俺じゃないか。
GM : 1件、いや2件該当しました。(何もしないのか・・・)
GM : 夕方になりました。で、不審人物も居なくなっていました。
エンヤ : で、学校周辺の生活レベルってどの程度?
GM : 中流程度だね。
エンヤ : じゃあ、ストリート知識は役に立たないか。
ミキ : どうもしなくても後十日経てばいいのよね?
GM : そうだね。
エンヤ : というより何も調べてないよな。
ミキ : 何も起因無いしね。
GM : (あるのを無視しているだけだけど?)
ミキ : いま個人情報を漁りに行ってもまた警報鳴らすことになるし。今のところ必要性を感じないんだけれど。
テツロウ : 調べるにしても情報少ないし。
GM : と、いうか、探してもいないから少ないも何もないんだけど。


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